2025年4月から原付き免許で運転可能になる総排気量125cc以下で最高出力を制限した二輪車について、警察庁は27日、税額が年2千円になると発表した。ナンバープレートの色は白とし、出力制限のない車体のプレートは従来通りピンクとする。地方税法改正案の成立後、総務省が全国の自治体に通知する。
免許区分を見直す改正道路交通法施行規則が25年4月に施行される。施行後は原付き免許があれば125cc以下のうち原動機付き自転車(原付き)と同等の最高出力(4キロワット)に制御した二輪車の運転が可能になる。
現行の原付き免許で運転できるのは総排気量50cc以下の原付きに限られており、50cc超の車両は普通二輪免許や小型限定普通二輪免許が必要だった。
見直しの背景には25年11月に導入される排ガス規制がある。新規制に対応するためには開発コストがかさみ、低価格で買えた50cc以下の原付きの良さを損なう。メーカー各社は50cc以下の生産を終了させる一方、警察庁に免許区分の改正を要望していた。
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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-