電動キックボードの悪質運転が激増、自賠責保険すら加入せず無免許運転相次ぐ

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最近、街中で風を切って運転する若者たちを見かけるようになった電動キックボード。新型コロナウイルス禍で「『密』を避ける乗り物」としても注目を集めている。近隣のレンタル施設をのぞいてみたが、連日ほぼすべての車両が貸し出されており、人気ぶりを実感した。

モーターが搭載されているため、地面を蹴らなくても移動できる。ただ、道路交通法上では「原動機付き自転車(ミニバイク)」に分類されるため、利用には運転免許証が必要だ。サイドミラーやナンバープレートの装着のほか、ヘルメット着用、自賠責保険の加入も義務づけられている。公道で走れるのは歩道ではなく車道だ。

今年4月からは、国の特例措置を受けた国内の4社がシェアリングサービスを東京や大阪、福岡など6都道府県で始めている。4社の電動キックボードはミニバイクではなく「小型特殊自動車」として公道走行が認められており、法定速度は時速15キロ。ヘルメット装着は任意で、自転車レーンなども走行できる。

目新しいうえ、一部に特例措置が適用されるなど、ルールが分かりづらい乗り物とあって、違法走行による事故も多発している。今年5月には、大阪・ミナミの歩道で女性をひき逃げしたとして男が大阪府警に逮捕された。この男は知人女性と2人乗りで歩道を走行していた。6月には、無免許で運転した男が書類送検されている。

https://www.sankei.com/article/20210707-VPJBDHPOMJKTXGGLZVSY42XXOU/


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Source: バイク速報

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