KTM JAPAN はハスクバーナ「TE250i」など8車種に制動力を失うおそれのある問題で国土交通省にリコールを届け出た。
リコール届出内容
リコール開始日
令和3年12月18日
不具合部位
制動装置(前後ブレーキキャリパー)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
制動装置において、ブレーキパッドを保持しているパッドピンの脱落防止クリップの設計が不適切なため、走行中に当該クリップが外れてしまうことがある。そのためパッドピンが横方向にスライドしてしまい、ホイールスポークと接触することでブレーキキャリパーが損傷し、最悪の場合ブレーキパッドが脱落することで制動力を失うおそれがある。
改善措置の内容
全車両、前後のブレーキキャリパーに使用されている脱落防止クリップを対策品に交換する。なお、ホイールスポーク及びブレーキキャリパーが損傷している場合には、当該部品を交換する。
Source: バイク速報