東京都調布市の住宅街で、東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事の影響による陥没や空洞が発生した事故で、事業者の東日本高速道路が、住宅の解体作業を25日から始めることが分かった。18日夜、付近の住民に一斉に通知ビラを配り、解体する住宅前に張り紙を掲示した。
解体が始まるのは今回が初めて。解体される住宅は事故前から空き家になっている1棟。2020年10月18日に市道が陥没した現場の前に立つ。工事期間は4月25日まで。
東日本高速は工事の影響で地盤が緩んだトンネルルートの幅16メートル、長さ220メートル、深さ47メートルにわたり大規模な地盤補修工事を2年程度かけて行う予定。
このため、ルート上に立つ約30軒と家の買い取りを含めた移転交渉を進めている。交渉がまとまった家屋から順次解体し、更地にしたうえで地盤補修工事に入る。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/161285
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Source: バイク速報