日本郵便で導入された電動スクーターがすでに全国で2万台、EVになった感想を現場職員に聞いてみた

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日本郵便では昨今、都市部を中心に電動スクーターを多用するようになっています。一見すると従来のガソリンエンジン車とほとんど変わっていないように思えますが、「配達の足」としてはどうなのでしょうか。現場の声を聞きました。

そもそも、郵便配達用のバイクといえば、長らくホンダ「スーパーカブ」をベースにした「MD(Mail Deliveryの略)」シリーズが主役の座にありました。1971年に郵政省(現・日本郵便)の求めに応じてホンダが開発したこのバイクは、またの名を「郵政カブ」とも言い、排気量に応じてMD50、MD70、MD90の3種類が存在しました。

そんなスーパーカブ50MD/110MDとともに2024年現在、郵便配達用のバイクとして多用されているのが電動スクーターの「BENLY e:PRO」です。

日本郵便で使用している車両は、原付一種規格の「BENLY e:IPRO」と、原付二種規格の「BENLY e:IIPRO」で、双方とも前方に郵便バック、後方に配達物収納箱が積めるようになった特別仕様になります。

BENLY e:PROは、2019年に都内の郵便局へ200台が配備されたのを皮切りに、その後は全国の郵便局に導入が進み、2024年春までには約1万6000台が納入されました。これは全国の郵便配達用バイクの2割に当たる数字です。

BENLY e:PROの評判を配達現場で働く郵便局員に聞くと、おおむね好意的な反応が返ってきます。カブMDシリーズと違ってギアチェンジの煩わしさがなく、電動スクーターなので音や振動もほぼないことから、閑静な住宅街でもエンジンによる騒音を気にしなくて済むのでありがたいそうです。また、シート高が低いことに加えてステップスルーになっているので、乗り降りもラクになったと言います。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6ad9c8b6edee9e976eb987e63774b8d6747b447f


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Source: バイク速報

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