無くならない「逆走事故」、もし逆走したら/目撃したら?

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GWは交通量が増えるので、運転や道路に慣れない人が多くなりがち
2025年4月26日に東北自動車道(栃木県那須塩原市)にて、上り線を逆走したクルマによる死亡事故が発生しました。数日経った現在も警察により詳しい状況調べが行われています。


飛び石連休GWの初日だったことや、事故後の写真が報道やSNSで拡散されたこともあり、大きな話題となっています。

度々話題となる「逆走」ですが、どうような理由・場所で起こるのでしょうか。また対策として何が出来るのでしょうか。

今回の事故は、26日午後10時頃に東北自動車道の上り線を逆走したクルマが接触事故を起こし、その後もさらに逆走を続けて別のクルマと正面衝突したというもの。

これにより、逆走したクルマの運転手と正面衝突されたクルマの運転手が死亡するという事故が起きています。
現時点では事故現場付近にある黒磯板室ICから誤進入したことで、本線を逆走したと見られています。

なお黒磯付近では、過去にも逆走による正面衝突が起きており、双方の運転手が死亡する事故が起きています。

このほかにも近年、全国各地で逆走による事故は後を絶ちません。

実際に逆走した運転手は口々に「周囲が逆向きで走っていて、おかしいと思った」「どこから乗ったのかわからない」「対面通行だと思った」「入口かと思った」などと説明。このことから、逆走した運転手は意図せず走行を続けていることが分かります

実際に国土交通省の調べによれば、逆走事故を起こした5割以上が「道間違いが発端となり逆走を開始した」ことが原因だと明かしています。

さらに逆走が発生しやすい場所として国土交通省は「分合流部・出入口部」「単路部(本線など)」「料金所前後」「料金所プラザ部(料金所前後から分合流部までの箇所)」の順に多いと発表しています。

こうした逆走に対して高速道路各社や警察では、SA/PAなどに「逆走防止」の啓蒙ポスターを掲出。物理対策として看板やポールの設置。さらには路上ペイントなどの行うことで、視覚的に「警告」する対策を行っています。

国土交通省や高速道路各社は、これまでも対策箇所を増やしており一定数の成果を上げていることを報告しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a390600a27a94603da5bdbd552ae946e1222914


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Source: バイク速報

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