排ガス規制で50ccの生産は10月いっぱいで終了、駆け込み需要も

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原付バイクの生産がまもなく終了となります。こうした状況の中、甲府市のバイク店には問い合わせが急増しています。

手軽さや燃費の良さから人気の原付バイク。
まもなく新車の生産が終了となります。

その理由は…

ホンダドリーム山梨 上杉功さん:
「新たな法令で新原付の基準が定まったので、そちらにのっとった車両に移り変わる。(新基準をクリアする)原付を作るとコスト増が見込まれる」

11月以降、50ccの原付バイクに対する排気ガス規制が強化され、有害物質の少ないガスを排出するよう求められます。

しかし車体の小さな原付バイクでは技術的に難しくクリアしようとすると多額の費用がかかってしまいます。

このためメーカー各社は11月以降、新車の生産を終了させる判断をしたということです。

こうした中、甲府市にあるバイクの販売店ホンダドリーム山梨には問い合わせが急増しています。

=先月29日=
ホンダドリーム山梨 上杉功さん:
「当店で販売できる原付バイクの在庫は5台」

こちらでは今年の4月ごろから原付バイクの問い合わせが例年の2倍ほどに増加しています。

ホンダドリーム山梨 上杉功さん:
「現状のものが無くなるというか、今買えなくて困っているお客様が多いのではないか」

10月2日正午現在、原付バイクの在庫は新車4台で、新たに入荷する見込みはないということです。

なお現行の原付バイクは今後もこれまで通り乗ることができます。

一方、法改正があり「新原付」と呼ばれる総排気量が50cc超えから125cc以下で最高出力が4.0キロワット以下の車両は原付免許で運転できるようになっています。

ただ新原付はまだ販売されておらず、メーカーの今後の発表を待つことになります。


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Source: バイク速報

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