ゆうパックで「動物」が発送禁止に、爬虫類認めていたら不正続出

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日本郵便が、ゆうパックを含む全ての荷物運送商品で愛護動物の発送を禁止した。以前は爬虫(はちゅう)類の発送を認めていたため、業者が中身を偽って哺乳類を送る事案が続出。SNSで「ミーアキャットが死んで届いた」などと問題視されたことを踏まえて約款を変更した。日本郵便は「禁止後、状況は改善した」としている。

日本郵便は約款で、「人に危害を与えるおそれのある動物」を引き受けないと定め、哺乳類と大型鳥類の発送を禁止してきた。ただ、危害を与えない爬虫類と小型鳥類は「死んだ場合に責任を負わない」などの条件で配送していた。

このため、カメなどと偽って業者が哺乳類を送る事例が相次いだ。昨年度は、動物保護団体が「生きたハムスターをゆうパックで送る事案が発生している」と注意喚起したほか、ミーアキャットが購入者の手元に死んだ状態で届いたといった投稿がSNSで続出。日本郵便にも苦情が多数寄せられたという。

こうした事態を受け、日本郵便が環境省に確認したところ、「温度管理や餌やりを行わない環境で輸送すると、動物虐待で罪に問われる可能性もある」との見解が示された。このため日本郵便は4月1日付で約款を変更。爬虫類と小型鳥類を含めて愛護動物全般の発送を禁じた。

千葉県旭市の動物輸入販売会社では遅くとも2019年4月以降、ゆうパックでミーアキャットやシマリスなどをペットショップに送っていた。約款の変更を受けて、ゆうパックの使用を取りやめたとみられる。

元従業員らによると、伝票の品名欄にカメや活(いき)エサなどと書くように指示されていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f4001b117c886573dfcc56c242256716f0723ef9

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Source: バイク速報

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