山梨県内の今週のガソリン価格は174円で、先週より0.2円値下がりしたが、高値水準が続いている。県内の運送業者は、危機感を募らせていて、ガソリン税を軽減する「トリガー条項」の発動を切望している。
石油情報センターによると、県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は174円で先週から0.2円値下がりした。ハイオクは185.1円、軽油は152.3円、灯油は18リットルあたり2007円で、高値水準が続いている。
こうした状況に運送会社は頭を抱えている。南アルプス市のエムズ物流は、140台のトラックを所有し、1カ月に約10万リットルの軽油を使う。燃料の価格高騰で、1カ月の燃料代は1年前に比べ300万円近く増えているとという。
国ではガソリン税を一時的に軽減する「トリガー条項」を含め追加の対策を検討すると表明している。これに対し、県トラック協会の坂本幸晴会長は「トリガー条項を発動しなければ会員企業は経営危機に陥る」と危機感をあらわにしている。
石油情報センターは、来週のガソリン価格について、ウクライナ情勢緊迫化の影響により値上がりを予想している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/878dcad8ca5ac118742d131f269cc693f5781498
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Source: バイク速報