交通違反の反則金は年間500億円、集まったお金はどこへ?

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クルマを運転中、交通違反で捕まってしまうと警察官から書類が渡され、その後反則金を納める必要があります。
 
では納めた反則金はどのように使われているのでしょうか。

ここで疑問となるのは、「反則金の使い道」ですが、意外と具体的な使い道について知っているという人は多くないかもしれません。では実際にどのように使われているのでしょうか。

反則金は国庫に納められた後、9月と3月の年2回に分けて交通安全対策特別交付金という名称で各都道府県や各市町村に交付されます。

このことは、道路交通法附則第16条「交通安全対策特別交付金」の項目に定められています。

2021年度9月期には約270億円、3月期には全国で約239億円が交通安全対策特別交付金として全国の都道府県と市町村に交付され、

年間でいうと約500億円もの反則金が交付されることとなります。

具体的な使い道について、総務省が公表している「交通安全対策特別交付金制度の概要」によると、その地域での交通事故の発生件数や人口などを考慮して算出しており、

交付金は信号機や道路標識、横断歩道橋、ガードフェンス、防護柵、カーブミラーなどの設置・管理のために使われることが明らかになっています。

つまり交付金は、交通安全のため新たに信号を設置したり、消えかかっている道路標示や壊れたカーブミラーなどを補修することなどに役立てられているのです。

また納められた反則金について、「警察官の給与に充てられている」「賞与になっているんじゃないか?」など警察官の収入に充てられているという噂を聞くことがあります。

しかし、兵庫県警察の公式ホームページでは反則金について「なお、警察官の人件費など目的外の使用ができないようになっています」と明記されており、

警察官がたくさん交通取り締まりを行ったからといって本人たちの給与や賞与になったり、取り締まり件数が多かった警察署に配分されたりするわけではありません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6f3297ac4668811780d2a9cb23710b3ed4b3e395


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Source: バイク速報

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