カワサキ、450ccエンジン+モーター「Z7 Hybrid」を184万8000円で発売

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カワサキモータースジャパンは、世界で初めてのストロングハイブリッドモーターサイクルとなるニンジャ7ハイブリッドの国内発売を、さる2024年3月13日に発表。

これに引き続き3月19日、そのネイキッド版と言える「Z7ハイブリッド 」についても詳細が発表された。ニンジャ7ハイブリッドと同じく2024年6月15日(土)発売で、価格も同車と同じ184万8000円となる。

Z7ハイブリッドは、近年のカワサキネイキッドシリーズ共通の、Sugomi(凄み)デザインを基調とし、600ccクラスネイキッドの軽快なスタイリングを特徴とする。そして先行発表されたニンジャ7ハイブリッドと同じく、水冷4ストローク並列2気筒の451ccエンジンと、交流同期電動機(水冷)のモーターを組み合わせたパワーユニットが最大の特徴。

車格は600ccクラスでありながら、走行モードによってはリッターバイク並の加速力を発揮するほか、250ccクラスに比肩する燃費性能を持つ。カラーは「メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン」1色のラインアップとなる。

ニンジャ7ハイブリッド/Z7ハイブリッドに搭載されるハイブリッドシステムは 大容量バッテリーにより電動モーターだけの走行も可能で、いわゆるストロングハイブリッドに分類される。ストロングハイブリッドの市販二輪車は、カワサキが世界で初めて実現したものだ(スクーターを除く)。

そのZ7ハイブリッドには、走行モードが以下の3種ある。

・エンジンとモーターの能力をフルに発揮する「SPORT-HYBRID」
・モーターで発進し、必要に応じてエンジンが協調する「ECO-HYBRID」
・静かでクリーンな低速用の「EV」
それに加え、駐輪場などでの取り回しに便利なウォークモード(後進機能付き)も搭載されている。

カワサキ Z7ハイブリッドの走行性能

シャシーもパワーユニットも、また6速ミッションの一次・二次を含む変速比も共通のため、「Z7/ニンジャ7」ハイブリッドともに、パワー特性は同様と思われるが、その特徴をカワサキは次のように説明する。

・451cc水冷4ストローク並列2気筒のガソリンエンジンと交流同期モーターのコンビネーションがもたらす、次世代のパワーフィーリング
・エンジン、モーター、大容量バッテリー、スタータージェネレーターなどの配置を吟味し、軽量なトレリスフレームに搭載することで実現した、カワサキスポーツモデルらしいハンドリング
・走行シチュエーションに合わせて選択できる「SPORT-HYBRID」「ECO-HYBRID」「EV」の3つの走行モード
・「SPORT-HYBRID」での走行時、瞬時の加速を要するときなどに5秒間使用できる「e-boost」
・シフトセレクタによるマニュアル操作も可能な電子制御6速オートマチックトランスミッション(EVモードを除く)

実質、Zとニンジャの違いはカウルの有無とライポジだけ……?

先に発表のニンジャ7ハイブリッドとの差異は、カウルのないネイキッドスタイルであること、幅広でフラットな形状のバーハンドルがセットされていること。ニンジャ7ハイブリッドに対して全幅は55mm幅広となり、ハンドルグリップも高い位置にある。乗車姿勢もアップライトなものとなり、街なかでコミューター的に使いたいライダーはZ7ハイブリッドの方がマッチするだろうか。未知のパワーユニットへの期待も合わせ、どれだけのポテンシャルを味わわせてくれるか楽しみなところだ。

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https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/ed165daaa273918441d972f3a1a28717cc79e536/

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Source: バイク速報

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