貧困層は「交通事故」に遭いやすい? 【ロンドンの調査データ】

1::2023/06/05(月) 05:34:29.15 ID:tt9BWjUH0 BE:866556825-PLT(21500)

貧困層は「交通事故」に遭いやすい? ロンドンの調査データにみる現代の理不尽、東京では大丈夫なのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0e9644c38168a72d704ab4606453f1b04350c4b?page=1

貧困が交通事故を招く

 ロンドン交通局は2023年4月18日、貧困地域に暮らす人たちが「交通事故で死亡もしくは重傷を負うリスクが2倍高い」というデータを発表した。

 2017年から2021年の間にロンドンで発生した交通事故を分析した結果、そのリスクには、死傷者の性別(生物学的/社会的)、年齢、交通手段に加え、貧困が強く関連していたという(リポート『Inequalities in road danger in London(ロンドンにおける交通危険の不平等、2017-2021)』)。

 今回の研究では、地域を小地域調査区(LSOAs)と呼ばれる単位でわけている。平均1500人(650世帯)で、日本でいえば自治会レベルだろうか。ロンドンには4835のLSOAがある。

 貧困レベルは、住人の収入や職のデータから相対的にランク付けしたものを使っている。同じLSOA内であっても、通りによってだいぶ様子が違うこともあるし、また隣同士でも経済状況は当然違ったりするのだが、区よりは傾向がつかみやすい。

 その結果、地域内の道路1kmあたりの交通事故による死者数と重傷者数は、下位30%の貧困地域は上位30%の裕福な地域の2倍だった。

 また、地域住民1000人あたりの交通事故による死者数と重傷者数は、下位30%の貧困地域が上位30%の裕福な地域のほぼ2倍だった。

 つまり、貧困地域では交通事故が起こりやすいだけでなく、貧困地域の住民はロンドンの「どこを移動しているにせよ事故に遭いやすい」ことが明らかになった。軽傷も含め、車や歩行など交通手段を問わず、貧困レベルが高いほど事故に遭っている。

 貧困と交通事故の関係については、英運輸省もイングランド地方を対象に同様の調査を行っている。やはり、交通事故の死傷者は貧困地域の住人が多く、過去10年でその格差は広がっているのだそうだ。(2022年11月24日付けプレスリリース)。

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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-

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