【問う 時速194km交通死亡事故】「悪質事故に危険運転の適用を」遺族らが検事総長に要望書https://news.yahoo.co.jp/articles/9d8300a8cc2d9dd01653bd374bdd28439380395b
会見に臨む長文恵さん(右)ら=7日、東京・霞が関
大分市の時速194キロ交通死亡事故など各地の遺族らでつくる「高速暴走・危険運転被害者の会」は7日、悪質な事故に危険運転致死傷罪を適用するよう求める要望書を甲斐行夫検事総長に郵送した。
同罪は条文の表現が曖昧で、大幅な速度超過でも検察が適用を見送るケースが相次いでいる。法務省の有識者検討会で法改正を見据えた議論が進む中、同会は「現行法でもきちんと処罰をしてほしい」と訴えた。
要望書では、昨年2月に宇都宮市で発生した時速160キロ超の車による死亡事故で、加害ドライバーの起訴罪名を過失運転致死(懲役7年以下)から、上限が懲役20年の危険運転致死に変更することなどを求めた。
東京都内で会見した大分事故遺族の長(おさ)文恵さん(58)は「検察は遺族の思いを受け止めてほしい」と語った。× × ×
危険運転致死傷罪の見直しを議論する法務省の有識者検討会は7日、東京・霞が関で第2回会合を開き、被害者遺族らから聞き取りをした。
2018年12月に津市で時速146キロの車が引き起こした死亡事故の遺族らが、裁判でドライバーに同罪が適用されなかった経緯を説明。「何のために制限速度があるのか。誰もが納得できるように法改正を望む」と訴えた。
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Source: ゆめ痛 -NEWS ALERT-